第37回 日本有床歯科施設協議会

平成28年6月4.5日 第37回日本有床歯科施設協議会が開催されました。

4日(土) 今回開催地である岐阜県の医療法人 社団 神明会 佐藤歯科医院へ医院見学に行きました。

5日(日) 研修会では、朝日大学客員教授 向井 美惠先生による「超高齢社会の到来と歯科医療のパラダイムシフト」について特別講演がありました。

また、当法人理事長の氷室 秀高が「平成28年度の点数改正にどう対処するか」について発表を行いました。

出席者の皆さんも興味のある内容だったせいか、多数の方が参加されていました。

 参加報告書  

歯科医師 秋山 悠一

●各医院のトップランナーの先生方と交流できるこの会合、今回も様々な話が聞けました。

●岐阜の佐藤歯科医院を見学させてもらい、当法人でも行っている無料送迎に力を入れているとの事で当医院でも積極的に進めていきたいと思いました。

●熊本の伊東先生は地震の際、その日のうちにミーティングを行い、診療を再開させ急患対応もしたとの事ですばらしいと思いました。

●向井先生の高齢者の歯科治療とフレイルについてどう学生に指導していくのかの話がありました。

 当方人の研修医の指導に役立てていきたいと思います。

●他にも様々な有益な話が聞け、今後の治療に役立てていこうと思いました。

●次回は当法人主催の開催予定なので、準備を頑張っていこうと思います。

本部 上野 誠一郎 

□平成28年6月4日(土) 施設見学
 佐藤歯科医院様の院内見学をさせてもらい、1、2階の診療室を見せて頂きました。すべての診療室が個室形式になっており、全15室の診療室がありました。スタッフも多く外来主体の歯科であり、予約システム・自動精算機を導入し、活用されていたようでした。

       
    
□平成28年6月5日(日) 研修会
 伊東会長からは、熊本震災の状況について話を拝聴しましたが、かなり大変な影響があり歯科の復旧にいては、スタッフも相当な作業をされたようでした。震災時の職員への連絡方法では、ラインを利用されたとのことで参考になりました。
 佐藤先生よりの講話では、当初は院内組織が燦々たるもので、人・組織・意識の改革をされ、長期管理型・組織内の目標(教育)・対外的目標を実践し、トップダウンよりチーム型歯科医療に取り組まれて立て直しをされたとのことでした。
 今大会より実質的に事務局を秀和会が引き継ぐこととなり、明朗明確な事務処理を行っていきます。また、11月の施設協議会では当医院が幹事であり、早めの段階で準備を進めていく予定です。今回の第37回有床歯科施設協議会に参加させて頂き、有難うございました。